壺屋は やちむん の故郷
読谷は やちむん の聖地
1970年代に入ると日本に返還された 沖縄 。 やちむん は問題に直面します、それは焼き物の製作時に発生する煙による公害問題でした。薪を焚く登り窯の使用が禁止されてしまいます。途方に暮れた陶工たちを救ったのが、読谷村でした。文化村構想を進めていた読谷村は、陶工たちに元米軍用地を提供し登り窯を作ることを提案しました。登り窯にこだわった人間国宝の金城次郎さんをはじめ、多くの陶工たちが読谷に移り住み、それから読谷は“ やちむん の里”として大きく発展します。現在では、壺屋は やちむん の故郷、読谷は やちむん の聖地とも呼ばれています。